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Vol:3 太田 一伸 医師(太田歯科クリニック)

1988年に太田歯科クリニックを開院し、インプラント治療をはじめとした歯科治療に精通しているドクターである太田一伸 院長。

インプラントに対して深い知識を持ち、インプラントのインストラクターとして医師への指導も長年おこなってきたドクターです。今回のインタビューでは、インプラント治療に対する考えや、患者さんに対する姿勢などについて聞くことができました。

今回インタビューしたドクターはこちら!

太田 一伸 院長
岐阜歯科大学卒業後、1988年に『太田歯科クリニック』を開院。1999年にスイスのベルン大学 ITI ストローマン・クリニックを修了し、その後2004年には同大学のITI マスターコースを修了しています。Cure(治療)よりもCare(手入れ) が重要だと考えているドクターです。
資格と所属学会
・日本口腔インプラント学会 専門医
・日本歯科審美学会
・日本歯周病学会
・デンタルコンセプト21
・静岡県インプラント研究会
・ITIメンバー
・AO(アメリカインプラント学会)アクティブメンバー

太田 一伸 画像_正面

太田歯科クリニックの
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先生のインプラント治療に対する考えを教えてください

――太田歯科クリニックの、インプラント治療へのこだわりを教えてください。

インプラント治療においては、「自然に食べ物を噛むことができる」などの機能面のほかにも、装着したインプラントがいかに自然に美しく見えるかを重要視しています。

当院では審美性にこだわった治療をおこなっており、「天然の歯」に近い見た目を作ることに注力しております。一般的には、クリニックのインプラント治療の特徴として「安全第一」や「症例数」をアピールすることが多いものですが、安全性や機能性は、もはや当たり前のこと。その上で審美性を兼ねるように心がけています。

太田歯科クリニック症例紹介

太田歯科クリニック画像
どの歯がインプラントか、わかりますか?
太田歯科クリニック画像
正解は、前歯の2本。
審美性が最も問われる前歯のインプラント治療ですが、太田院長の手にかかれば、天然の歯と見分けのつかない仕上がりに。また、さまざまな治療を駆使して口腔内全体の審美性も整え、健康的で自然な美しい口元をつくります。

最近では、患者様からも「見た目も自然な歯でないと嫌だ」というニーズが増えてきたように感じます。当院の症例写真を見て、自然な仕上がりを気に入って来院される方もいらっしゃり、とても嬉しいですね。

―自然な美しい歯を作る秘訣とはなんですか?

技術力のある医師と技工士の連携

やはり、インプラント治療をおこなうドクターの技術、技工士の技術、技工士とのコミュニケーション、歯ぐきの造成なども含めた総合治療が欠かせないと考えています。

自然な歯をつくるということは、歯や口腔内の組織に至るまで理論と経験でベストな状態を見極め、歯科技工士さんへオーダーする技術が求められる仕事です。

当院では、世界トップクラスの技術を有する歯科技工所「BREATH CERAMIC INSTITUTE」の吉田亨さんが専属で担当しています。

吉田さんの技術の素晴らしさを存分に引き出すために、綿密なやり取りをするようにしています。

一般的な歯科技工指示書だけではなく、患者様の口腔内の写真もさまざまな角度から撮って送り、できるだけ多くの情報を適切に伝えるようにしています。患者様と直に接し口腔内を見ている医師が、どれだけその情報を歯科技工士に臨場感を持って伝えられるか
まさに、医師と技工士のコミュニケーションが美しい歯をつくる秘訣だと言っても過言ではありません。

歯科技工士:吉田亨さんの紹介

吉田亨さん
活動の経歴
東京歯科技工専門学校非常勤講師(2年間)
早稲田歯科技工トレーニングセンター非常勤講師(1年間)
東北大学付属歯科技工科非常勤講師(2年間)
松風、東京歯科大学とキャスタブルガラスの共同開発(6年間)
三金技術顧問(10年間)
Johnson&Johnson社:Alceramインストラクター(3年間)
Ducera社:Duceramインストラクター(15年間)
Cendre-Metau社:Attachmentインストラクター(15年間)
Wieland社:AGCインストラクター(15年間)
Straumann社:Implantインストラクター(10年間)
3M社:Synfonyインストラクター(5年間)
現在
筑波大学付属聾学校非常勤講師(32年間)
Cendre-Metau社:PekktonTeamアジア代表(2013年より)

補綴とは、 本来、 患者さんの心身の全てを診た上で、歯牙がどうあるべきかを考えなければ成功しない。

  • 上品で、 自然で、美しい歯を作ろう
  • 口腔内を傷つけず、よく噛める、 優しい歯を作ろう
  • 欠けず壊れず、丈夫で長持ちする、強い歯を作ろう

3つのことを同時に満足させる、そんな欲張ったセラミクスを焼くことが、私の仕事です。

患者さんに変わってイメージを具現化する、それが歯科技工士という仕事の醍醐味。患者さんの個性に調和する色や形は言うまでもなく、患者さんの笑顔を引き出せるような仕事がしたい。ポーセレンを焼く事は本当に楽しいです。もっともっと腕を磨きたい。形ある物いつかは壊れるものです。 だからこそ、少しでも長く持つ歯を作りたい。

そう思って歩んできたのが、セラミストの道でした。

※太田歯科クリニックHP(https://www.ohta-dc.com/esthetic/dental-technician.html)より抜粋

また、歯が綺麗になっても、歯茎が痩せていたり落ちていたりすると見た目が不自然になってしまいます。そのため、自然な歯肉の形成も行い、健康な口腔内と同じような見た目になるように努めています。

高い品質のインプラント治療を行うために、重要視していることはなんですか。

太田歯科クリニック画像
専属のカウンセラーが丁寧にヒアリング

丁寧なカウンセリングで患者様と「ゴール」を共有する

患者様とのコミュニケーションを重視しています。当院では専属のカウンセラーも在籍しており、カウンセリングには特に力を入れています。

患者様とのコミュニケーションの中で特に重要視しているのは、『治療のゴールの共通認識を持つこと』です。

例えば、こちらがどれだけ“医学的にベストな治療”を施したとしても、患者様が“魔法のように元通り”というような治療を求めていたとしたら、安心も満足感も得られることがありません。

『どのように治るのか』という治療のゴールを共通で認識し、お互いのイメージがしっかり合わせられるようにコミュニケーションをとるようにしています。カウンセリングの回数は必然的に増えますが、その方が安心される方が多いのではないでしょうか。

太田歯科クリニック画像
治療を安全に行うために「世界基準」の設備を

世界基準の設備や治療機器を揃え、万全な治療体制を目指す

インプラント治療は、単なる歯科治療ではなく、外科的手術です。手術を安全に行うためには、外科にかかわる専門の知識と訓練、そして設備が必要です。

当院では、インプラントの手術を安全に、そして安心して受けていただくため、設備のレベルを世界基準にすることを念頭に置いています。

最新のデジタルレントゲンやCTスキャンなどから、あごの骨の形をしっかりと把握し、より安全で確実な手術をおこなうことが可能です。また、外科専用の手術室を完備しており、安全面や衛生面においても万全の態勢を整えています。

信頼できるデータが集まる「ストローマンインプラント」を使用

太田歯科クリニック画像

インプラント技術の情報は、「International Team of Implantology(ITI)」という国際的な非営利団体に集まります。このITIと密接に連携しているインプラントメーカーが、『ストローマン社』です。

当院では、このストローマン社のインプラントを使用しています。ストローマン社の強みは、ITIによる最新情報にのっとった、信頼性の高い技術があることです。世界ナンバーワンのシェアを誇り、70カ国以上で患者の治療に使われています。

当院は「ストローマンインプラント」のパートナーズ医院でもあり、私どもはもちろん所属する医師は専門的なトレーニングをおこなっています。私自身もスイス・ベルン大学にて、ITIのストローマン・クリニックとマスターコースを修了しております。

常に自己研鑽を行い、新しく発表されるルールや技術を習得する

太田歯科クリニック画像
国内外の学会や研究発表に積極的に参加

インプラントは発明されて30年経っていますが、まだ比較的新しい治療法だと言えます。そのため、今でも毎年のように多くの臨床結果や研究結果が発表されていて、それにともなってルールなども更新され続けている治療です。

このルールに従って治療をおこなうことが、インプラント手術を成功させるために最も重要なことです。

外科手術は「決して自己流でやってはいけない」世界のため、更新され続けている世界の標準ルールを、常に知っておく必要があります。

インプラント治療インストラクターとしての指導方針は?

―太田院長はインプラント治療のインストラクターを務めているとのことですが、医師の指導で心がけていることはありますか。

太田歯科クリニック画像
インプラントは外科手術。技術の研鑽が肝要。

“外科手術を甘く見てはいけない”

私は、インプラントのインストラクターとして、医師の指導にも長年携わってきました。インプラントは外科手術であり、若手の医師たちには「外科手術を甘く見てはいけない」と日々指導しています。

もともとインプラントは、メーカー主導で世に広めてきたという歴史があります。そのため、外科手術の経験が少ないまま取り入れる歯科医師も多く、事故や失敗がメディアに取り上げられるようになりました。

外科の基本をしっかり守ることが肝要で、また、常にアンテナを張り勉強をし続けることが大事でもある治療法なのです。

インプラントはまだまだ新しい治療法のため、現在も臨床結果や研究が常に更新されています。インプラントは単なる歯科治療ではなく、外科的な技術を要する手術による治療です。外科手術は“自己流”が決して通用しない世界でもあるため、自分の知識や技術を『世界基準』に常に合わせていく必要があるのです。

「外科の基本や、世界の標準ルールを守ること」、「世界で更新され続けている情報を学び、知識・技術を更新し続けること」、「自己流で治療しないこと」。医師たちへの指導では、この部分を特に重点的に説いていくことを心がけています。

患者さんにメッセージをお願いします

あなたの受ける治療のゴールを、医師としっかり共有してください

インプラント治療を受ける前には、しっかりと担当医師とコミュニケーションを取るようにしてください。また、疑問や不安を解消してから、治療に臨むことが大切です。

その上で特に大切にしてほしいのは、「どのような完成形になるか」という治療のゴールを、しっかり医師と共有することです。

医師からの治療提案や、どのようなプロセスを踏んでいくのかなどのシミュレーションに納得してから治療を始めてもらいましょう。

しっかり噛めること、安全な治療は今では「最低限クリアしないといけないもの」になりました。その上で、ご自身がどのような完成形を望んでいるのか、医師と一緒に明確にしてください。

太田歯科クリニックのクリニック情報

インプラントの費用
インプラント(臼歯)...450,000円
インプラント(前歯)...550,000円~700,000円
診療時間
月~土 09:00~12:00 / 14:00~18:00
[休診日]木、日、祝祭日
所在地
静岡県静岡市葵区安東2-21-23

太田歯科クリニック

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