インプラント治療に欠点はある?デメリットのまとめ

ここでは、インプラントの治療の欠点に注目をおいて紹介しています。しっかりデメリットも把握していきましょう。

知っておきたいインプラント治療の欠点・デメリット

インプラントをすることで、素敵な口元を演出させることができます。ただし、気をつけたいこと、注意したいことなどもあります。

外科手術が必要

インプラント治療の欠点とはインプラントは、あごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込むため、最低でも外科手術を1~2回は受ける必要があります。完全に自分の歯として馴染むのが3か月~半年といわれていますので、時間がかかってしまうのもデメリットといえるかもしれません。

カウンセリングや診察をして、万全な態勢での手術になりますが、医師の腕によっては炎症をおこしたり、感染症・合併症のリスクなども伴います。

術後には少しの痛みと腫れを感じ、長い人で5日ほど続く人もいるそうなので、気になる人は手術後にゆっくり休める日にした方が良いでしょう

費用が高額

例外もありますが、基本的にインプラントは自由診療で保険がききません

2014年に日本インプラントセンターがとった統計によると、平均的に1本30~35万円とかなり高額。術後も半年~1年に1回のペースでお手入れする必要があるので、その時にかかる費用もふまえておく必要があります。

インプラント治療は「外科手術」=リスクにも注意が必要

インプラント治療の過程では、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込む手術を行います。これは、虫歯治療など一般的に歯科医院で行われる治療とは違い、「外科手術」にあたります。また、患者の状態やインプラントの種類・手術法によっても異なりますが、少なくとも1〜2回の手術を受けなければなりません

外科手術の回数が増えたり、手術の範囲が大きくなったりすると、その分医療事故の発生や合併症を引き起こすリスクが高くなる場合が一般的です。もちろん、そのようなことがないよう事前にしっかりとした検査や相談を行なったうえで治療に取り掛かる歯科医院がほとんどですが、こうしたリスクを伴うことはインプラント治療におけるデメリットとの1つといえるでしょう。

全ての人が施術を受けられる治療ではない

免疫力・抵抗力が低く歯周病になりやすい方や、口腔内汚染が著しい方、顎に十分な量の骨がない方、成長過程にある方・・・など、体の状態によってはインプラント治療が難しいと判断される方もいます。そのため、インプラント治療は「誰でも受けられる」というわけではありません。

特に、骨が軟らかい方や、喫煙者、糖尿病の方などは治療後にインプラントが抜けてしまう可能性があります。このような方は「インプラント周囲炎」という、天然歯における歯周病と同じような症状を起こしている可能性が高いです。

そういった危険性を下げるためにも、事前に医師とよく相談しましょう。

治療期間が長く1年以上かかる場合もある

事前の検査、噛み合わせの確認、インプラント体と骨の結合にかかる時間などを含め、インプラント治療は最短でも3ヶ月、長ければ1年以上かかることがあります。もちろん、インプラント治療の種類や患者の口腔内の状態によっても違ってくるため一概には言えません。

しかし、金銭的な負担だけでなく、日常生活や精神面への負担も増えてしまう可能性もあるということは理解しておいたほうがいいでしょう。

保険適用外のため治療費用が高額になる

歯周病・虫歯・外傷によって骨が痩せたり、歯を失ったりした場合のインプラント治療には、保険が適用されず、そのほとんどが自由診療となります。
※事故・病気などで広範囲に渡って歯や顎の骨を失った場合など、国が定めた条件を満たしている場合は「インプラント義歯治療」が保険適用される場合もあります

インプラントの費用相場は1本につき約30万〜40万です。その全額を自己負担しなければならないため、保険適用となるケースが多い入れ歯やブリッジに比べて高額な治療費が必要になってしまいます。

定期検診やメインテナンスの維持費・労力も必要

治療後にインプラント周辺が歯周病になったり、噛み合わせが悪くなったり、腫れや痛みといった症状があらわれるなどのトラブルが起こることも少なくありません。こうしたことを避けるために、定期検診やメインテナンスをする必要があります。そのため、治療費とは別に維持費や、病院に通い続ける時間、労力もかかることを理解しておかなければなりません。

治療を受ける「歯科医院選び」は慎重に

近年、インプラント治療を行なう歯科医院は増えています。しかし、歯科医師によって技術や仕上がりに大きく差が出ることもあるため、慎重に医院を選ばなければなりません。

とはいえ、素人目ではどの医院が良いのかよく分からず、その判断は難しいものがあります。ネット上の評判を見るだけではなく、実際に足を運び、しっかりと相談に乗ってくれるか、手術の説明をしてくれているか、実績は十分か、といったことを確認しながら医院を選ぶようにしましょう。

また、先ほども書いたようにインプラント治療は治療後の定期検診やメインテナンスも欠かせません。長く付き合っていくことを踏まえ、納得して通える歯科かどうかを見極めましょう。

メジャーではない種類のインプラント治療を受けると、転院が必要となった場合に同種類のインプラントを扱っている歯科医院を探すことが難しくなるケースもあります。「どのようなインプラント治療を受けられるのか」という点も、各病院で比較し、確認しておくべきポイントです。

決して簡単な手術ではなく、費用や時間もかかるインプラント治療。後悔や失敗をしないためにも、このようなデメリットもきちんと理解したうえで治療を検討していきましょう。

実際にあったトラブル

  • インプラントの歯がグラグラする
    ねじが緩んでいる・セメントがとけてしまっているなど、色んな要因が考えられます。インプラントの基盤であるインプラント体が悪いと、一度抜いて再度治療が必要な場合もあります。放っておくと折れてしまう可能性もありますので注意が必要です。
  • 食べ物がつまりやすい
    自然の歯とまったく同じにはならないため、多少歯茎と歯に隙間ができてしまうようです。ある程度は詰まったら歯を磨いて対処することで解決できますが、あまりに気になる場合は修正を行ってくれるところもありますので、一度確認してみましょう。
  • 噛んだ時に違和感
    自然の歯は、あごと歯の間に歯根膜というクッションの役割をもつ膜があります。それに比べてインプラントは歯根膜がないため、噛んだ衝撃が直に伝わります。そこに違和感をもつ人も多いようですが、問題はありません。ただ強く噛みすぎると歯が欠けてしまうこともあるので注意しましょう。

インプラント治療には欠点もありますが、それをカバーできるメリットがあるのも事実です。

満足のいくインプラントにするために一番大切なのは歯科選び。しっかり症例があるところや、良心的な費用、先生の腕などチェックして、素敵なインプラントライフを送りましょう。