メンテナンスの費用ってどれくらい?

インプラント治療後のメンテナンス内容やアフターケアでかかるおおよその費用を調べてみました。

費用を惜しまないこと!インプラントで大切なメンテナンスの話し

せっかく高額な費用を支払ってインプラントを入れたならば、自分の歯として長く付き合っていきたいもの。インプラントは入れ歯やブリッジと比べて、20年以上の長期間にわたり保つものと言われています。

ただしこれはきちんと日常的なケアと定期的なメンテナンスをして、のお話しになります。言い換えれば、インプラントを長持ちさせて寿命を伸ばすコツは、メンテナンス次第ということです。

日常的なケアは、毎日歯ブラシでしっかりと口の中の衛生状態を保つこと。さらにデンタルフロスや歯間ブラシを活用すればバッチリです。インプラント歯周炎や歯周病、天然歯の虫歯の予防を日頃から心がけておくことが大切なのです。

インプラント自体のメンテナンスは治療してくれるクリニックで行います。クリニックによっても異なりますが、平均的にみてみると最初の1年は3~4ヶ月に1回程度の割合で、以後は1年に1回程度クリニックでメンテナンスを受けるようにしてください。

歯科クリニックでのメンテナンスの内容

  • インプラントにトラブルがないか、歯全体や歯茎、粘膜など口の中全体をチェック。
  • レントゲン撮影をして、インプラントを支える顎の骨の状態を確認。
  • 噛み合わせの確認。
  • インプラントを入れた部分や他の歯のクリーニングをして、インプラント周囲炎や歯周病の予防をします。

インプラントや上部構造には、5年や10年と一定期間の保証が設けられている場合があります。ただし、この保証を受けるには歯科クリニックなどで、きちんと定期的にメンテナンスを受けていることが条件になっています。インプラントと長く付き合って行くためには、定期的なメンテナンスは欠かすことのないようにしましょう。

インプラントにおいてメンテナンスが重要な理由

インプラントは治療が終わった後も、歯科医院に通院しメンテナンスを受けるよう指示されます。これはトラブル防止にメンテナンスが重要な役割を果たすためです。インプラント治療におけるメンテナンスの重要性や保証制度について紹介します。

インプラント周囲炎を防ぐ

メンテナンスを怠ってしまうとインプラント周囲炎になるリスクが高まります。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの組織で起こる炎症のこと。放置すると骨が溶け、インプラントが抜け落ちてしまうリスクもあるため予防が重要です。

インプラント周囲炎はボルト部に細菌が感染することがきっかけで起こります。インプラントは天然の歯よりも細菌の影響を受けやすいため、ボルト周囲は細菌が繁殖しやすい状態です。感染の原因は、主にインプラントの周囲に溜まった歯垢と言われています。

また、インプラント周囲炎が悪化すると、人工歯と歯茎の間にできた歯周ポケットが深くなり、汚れが溜まりやすい状態に。歯磨きできれいにすることが困難なため、さらに炎症が悪化しやすくなってしまいます。

こうしたリスクは、定期的なクリーニングにより防ぐことができます。自分ではしっかり歯磨きをしているつもりで磨き残しがあることも多いため、歯の状態を定期的にプロにチェックしてもらうと安心です。

手術直後のトラブルを防ぐ

手術直後はインプラントが骨に定着していない状態です。トラブルを避けるためにも、デリケートなこの時期はメンテナンスに気をつかいましょう。口の中を清潔に保つことはもちろん、刺激や感染に気を付ける必要があります。硬い食べ物を避ける、喫煙を控えるといった細かな配慮が大切です。

手術直後から3ヵ月の間はトラブルが多いと言われています。医師から指導されたことをきちんと守り、メンテナンスをしっかり受けることがインプラントの手術の成功につながるでしょう。

インプラントを長く使うため

インプラント治療にかかる費用は安くないため、できるだけ長く使いたいものです。インプラントは40年以上使えるケースもあれば、10年以内に問題が起きてしまうこともあります。早く寿命を迎えてしまう原因は、先ほど紹介したインプラント周囲炎です。

インプラント周囲炎は、防ぐのも、進行させてしまうのも、メンテナンス次第と言われています。適切なメンテナンスでリスクを最小限に抑えましょう。

インプラントの保証制度

保証内容

どんなに腕のいい医師のもとでインプラント治療を行っても、100%成功するとは限りません。なかには、歯がぐらつく、欠ける、割れる、抜けるなどといったトラブルが起こることも。その際は再修復や再手術を受けることになるのですが、医院によっては、保証制度によりその費用を負担してくれることがあります。

インプラント治療は自由診療です。保証内容は個々の医院により異なります。上部構造とインプラント部分が別の保証になっている場合もあるため、施術を受ける前に確認しておきましょう。最低限把握しておきたいポイントは以下の通り。

  • 保証範囲
  • 保証の加入金額
  • 保証年数
  • 対応回数
  • 免責金額

ホームページに保証内容を掲載している医院も多いため、一度チェックしてみるとよいでしょう。

保証の条件

基本的にはインプラント手術をした医院であること、定期的なメンテナンスを行っていることを条件としている医院が多いです。指示に従いケアをしていない場合や、故意による破損などでは保証されない場合もあるので注意しましょう。また、予防処置のフッ素塗布や歯のクリーニングなどは、保証の対象外となることもあります。

保証期間

保証内容と同様、保証期間もさまざまですが、1年、5年、10年などが一般的です。期間中は100%保証をしてくれるケースや、手術からの期間によって負担額が異なるケース、期間中の保証額(上限額)が決まっているケースなどもあります。詳細は医院によって異なるので、こちらも事前に確認するようにしましょう。

メンテナンスの費用相場

メンテナンスに際しても、歯科クリニック毎にかかる費用はまちまちですが、たいてい1回5,000円くらいまでのところが多いようです。その時々のメンテナンスで、レントゲン撮影費やクリーンング費用、インプラント調整料がかかります。

メンテナンス費用がどれくらいかかるか、治療前のカウンセリングや無料相談会で確認しておきましょう。