インプラントの種類別手術方法【フラップレス手術の場合】
インプラントの手術方法のひとつであるフラップレス手術について調べて見ました。他の手術との種類の違いや、メリットなどについても紹介していきます。
インプラントの種類別手術方法【フラップレス手術の場合】
フラップレス手術とは、一般的なインプラントと異なり、歯茎を切らずにインプラントを埋め込む手術の事です。
歯肉を剥離しないため、骨が直視できず、1本ずつのインプラントと比べると手術の難易度は高くなります。
フラップレス手術の手術方法
フラップレス手術の手術方法は次の流れで進行します。
- CT撮影
正確な診断のため、CTスキャンで撮影します。CTにより3次元で骨の形状を把握できるため、安全な治療の実現につながるのです。
- 歯茎に穴をあける
CTで取得したデータを基に、最適な位置を探り出し、そこに、パンチのような道具を使用して穴をあけます。
- インプラント埋入
インプラントを埋入します。いいさな穴が開いているだけなので、縫合などは一切なしです。
- 最終補綴物の装着
埋入したインプラントに最終補綴物を装着し、治療は終了です。
フラップレス手術のメリット
フラップレス手術には、患者さんにとって大きなメリットがあります。
- 切らないため出血が少ない
- 縫わないため腫れが少ない
- 傷が小さいため痛みが少ない
フラップレス種jつは、だいたいの場合において手術が1回で済む方法を取ります。このため手術回数が少なく済むのもうれしいポイントです。
フラップレス手術のデメリット
- 骨が直視できないため、手術が困難になる